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執筆者の写真Aiko Sada

母校の高校でのキャリア講演

母校の熊谷西高校(埼玉)で高校生向けのキャリアセミナー『私の研究の軌跡とキャリア形成』が無事に終わりました。地元の人しか分からないと思いますが、さくらめいとという音楽や演劇の鑑賞などをするホールで、全校生徒約1000人の前で2時間の進路講演会、というなかなかプレッシャーのかかる役目でした。


高校生から「同調圧力などで人と違うことをやるのを躊躇してしまうけど、自分のやりたいことをやってみたいと思いました。」と感想をもらったので、メッセージは伝わったようです。質問も活発に出て、高校生が何を考えているのかを知る機会にもなって良かったです。


キャリアは後から見返せば、一見うまくいっているようにも見えるけど、どうにかこうにかギリギリのところで運良く繋がっている(今のところは)という感じ。正解はないけど、こういう人もいるというのを知るのは、大切かもしれないですね。実際、自分も学生のときに、留学したり、海外でPIをやっている方の話を聞いて、こういう道もあるのかと思ったし、恩師の相賀先生のキャリアセミナーはいまだに覚えています。


高校の担任だった先生にも会えて、日本の教育について一緒に語り合うという未来があると高校生のときは想像していなかったので、人生は分からないものです。ジェンダーの問題も、やはりいまだに大きくて、女性の学生たちがディスカレッジされることなくキャリア形成してくれるといいなと。


今回の講演会は、改めてキャリアや教育、アウトリーチについて考える良い機会になりました。研究や研究者という職業に興味を持ってくれる子もいて、そこは嬉しいですね。


熊西のHPにも素敵な記事を書いてもらいました。


佐田

(本ブログ記事は、私個人の意見であり、所属組織や研究者全員の見解を示すものではありません。)



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