Aiko Sada
博士課程への進学
博士課程への進学、迷う方も多いのではないかと思います。
私自身も、総合研究大学院大学の5年一貫制博士課程の出身で、研究の道で生きていこうと決意したのが学部4年生のときになります。中学のときから研究者への憧れはありましたが、実際に博士課程へ進学するとなると、悩みますよね。
私にとって決め手となったのは、恩師の相賀裕美子先生との出会いはもちろんですが、遺伝研に見学に行った際に聞いた以下のような言葉です(当時の所長小原雄治先生のお話だったと記憶しています)。
「研究者は寝袋一つ持っていけば泊めてくれる友達が世界中にいる。」
「研究者には夏休みはない。毎日が夏休みだからだ。」
当時、チャリ部だった私は、研究者は最高の職業だと思いました。
研究の世界は確かに厳しいですが、今でも研究者は最高の職業だと思っています。
佐田