Aiko Sada
初心忘るべからず
もうすぐ新年度が始まりますね。毎年この時期になると、新しい環境で心機一転がんばっていた過去の自分を思い出します。
卒業研究で初めてラボに入り、全てが新鮮で、ただ研究が楽しかったこと
遺伝研のトップレベルの研究環境や優秀な人達を目の当たりにして、自分とのギャップに悩み、家に帰ってメソメソ泣いていたこと
ポスドクとしてアメリカに留学し、カルチャーショックを受けながら、つたない英語で必死にコミュニケーションとっていたこと
5年ぶりに日本に帰ってきて、「さて、これから何ができるかな?」と、期待と不安でいっぱいだったこと
つくばでのテニュアトラック助教の5年間のポジションも、4月から4年目に突入します。
環境に慣れ、周りに仲の良い人も増え、甘えや惰性が出てくる時期でもあるので、初心忘るべからず。
気合いを入れ直し、この場所でやるべきことを、一つずつしっかりやっていこうと思います。
佐田